有給日記

Hi,楽園です。

この度ご縁あって転職することになったのですが、ありがたいことに有給消化期間が1ヶ月間いただけることになったので日記でも書こうと思います。

 

とりあえず先週の休みのことでも書くか。

 

■土曜日のこと

 会社の同期に転職する旨をチャットしたところ「てか今度ドライブでも行こうよ✌」と誘われたため、他の同期も2名誘い、彼の車で千葉までドライブをした。

私は人と出かけるときに運転役をすることが多いので、だれかの運転している車に乗せてもらうだけでなんとなくもてなされている気分になる。

 

鴨川でお昼ごはんを食べて海岸を散歩する。思いの外海がコバルトブルーできれいでしたね。私の育った街の海は常にグレーだったので大体の海はきれいに感じる。でも汚い海には不思議と落ち着くものを感じて私はけっこう好きだった。

汚いもの、雑多なものに寛容性を感じてしまう。渋谷とか新宿とか池袋って汚いけどどんな格好をしてても目立たないしだれでもいていい雰囲気を感じるじゃん。目立ちたくない。私を見つけないでくれ。透明になりて~。神奈川でいうと川崎とかそういう感じがして好き。川崎と池袋ってなんか雰囲気似てない?そうでもないか…

 

その後適当に海沿いをドライブ。道の駅を冷やかし、コストコを冷やかし、木更津のアウトレットを冷やかして帰宅。久々に同居人以外と話ができて面白かったな。

みんな転職に対して肯定的で大変ありがたかった。

社内で初めてオフィシャルに転職をしますと伝えた大好きな上司には真っ向から否定されてしまいとても辛かったが、Loveな友人が「私が転職をしようとしたときは、私の自由意志を尊重してくれる人ほど「あなたが決めたなら寂しいけどそれでいい」といってくれ、どうでもいいやつほど感情的に「やめろ!」と言ってきた」との言葉をくれたので、大事に心の宝箱にしまって正気を保った。

まあ現時点ではこの選択が正解かどうかはわからないけど、正解と思えるように頑張るしかない。

 

ドライブに連れて行ってくれた友人が「俺も転職しようかな~」というのでなんで?と聞いたら「飽きたから」と言っていて感動してしまった。

飽きただけで転職していいよね~。自分の本音に対してすぐに建前をセットで考えてしまいがちだけど本音は本音のままでいい。この人みたいに素直に生きていきたいな~と思う。

 

また、同期の仲の良い男の子が結婚したっぽいとのうわさを聞く。

本人は以前「なんか俺……結婚するかもしれん……詳しくは今度じっくり話すわ!!」と言い残しその後京都へ引っ越してしまったのでじっくり聞けずだったがめでたい。なんなんだ?

異性の親しい友人の結婚は少し複雑な気持ちになる。今まで通り一緒に遊べるのだろうか。私が男だったらな~とも思ったが同じことだろう。やましいところはありませんよというのはどうしたら示せるのだろうか。逐一本人から結婚相手へと報告してもらうしかない。

とはいえ誰も彼が結婚したかどうか確信を持っていない。彼のSNSにはそれらしきことが一つも投稿されていないのとうちの会社の人は全員在宅勤務中なので直接聞いた人がいないっぽい。私も彼と話すときは「根性焼き1回ごとに1万円もらえるとしたら何回までできる?」みたいなことしか話していなかったので恋人がいることすら知らなかった。良いと思う。話したいことだけ話してほしい。

 

 

■日曜日のこと

友人と渋谷で夕飯を食べる約束。早めに家を出て表参道のCIBONEを徘徊。CIBONEじゃなくてHAYだけの時のほうが好きだったといいつつ表参道に来ると必ず寄ってしまう。

ガラス製のストローを買った。

f:id:Paraisoparami:20210409190351j:plain

きれいだね。

思ったより丈夫そうだが、洗うのが面倒だしストロー自体が重く飲み物をうまく吸えない時がある。まあでも紙ストローよりは良いね。

 

余裕をブチこいていたら普通に約束に遅刻してしまい申し訳なかった。私がいつも使っている路線が遅延していたらしいが、正直に余裕をブチこいていましたと報告し謝罪。

ミラフローレスという桜が丘のペルー料理屋で夕飯。セビーチェがおいしかったが写真はありません。料理が出てきた瞬間に食べてる。いつも。

THE ペルー料理というよりも南米風のおいしいごはんという感じ。気に入りました。

 

一緒に夕食をとった友人も婚約したらしい。スゴ。婚約指輪を見せてくれた。めでたい。アンタはちゃんと報告してくれるから偉いよ。

年齢を重ねれば結婚や妊娠出産が現実的なものになるかしらと考えていたが全然そんなことない。結婚は指輪をもらえて友だちに祝ってもらえるイベントで妊娠出産はなんか休みがもらえるっぽい。解像度低すぎ。

みんな少しずつ変わっていっている。このことを考えるとき私はいつも座標を思い浮かべている。誰かがいるところにはX軸とY軸だけじゃない様々な規準や点があってそれが交差していて、その要素が少しずつ変わっていくから自分との距離も変わっていくように思える。伝わりますか?

遠く離れていったように感じる友人がいたとしても自分だって動いているからいつかまたすぐそばに感じられると思う。本当に出会った者に別れはこないと谷川俊太郎さんも言うてはります。

 

まあつまり転職で一抹の不安とか周りの結婚で焦燥感を感じたけど変わらず元気ですよって話。